「9・4全国一斉アクション 入管法改悪反対デモ in 東京」に参加しました。
【9・4全国一斉行動当日!!】
— BOND (外国人労働者・難民と共に歩む会) (@nanmin_bond) 2022年9月4日
全国一斉行動の当日になりました!
東京デモはこちらに集合ください。
14:45 集合@上野恩賜公園 野外ステージ近くの入口(池之端一丁目交差点の付近です)
※案内のスタッフを数名配置予定です#0904入管闘争全国一斉アクション#入管法改悪反対 pic.twitter.com/dixRaR6pMk
当日はデモ出発直前に合流しました。最近デモに参加する時はいつも時間ギリギリなんだけどなんでなん?
東京のデモは上野公園を出発し、30分ほど行進した後、台東区の竹町公園で集会を開きました。
集会では、名古屋入管で昨年3月に亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんのご遺族であるワヨミさんの他、仮放免者の会からエリザベスさん、外国人の人権問題に取り組む指宿昭一弁護士らがスピーチをされました。
東京のデモは200人ほどの方が参加したそうです。ハッシュタグデモにも多くの方が参加されました。
【9・4全国一斉アクション
— BOND (外国人労働者・難民と共に歩む会) (@nanmin_bond) 2022年9月5日
入管法改悪反対デモin東京】
📣報告📣
参加してくださった皆さんありがとうございました。
東京では200名以上、全国10カ所合計500名以上が参加されました。
今回のデモは
①入管法改悪反対、再提出・成立阻止
②ウィシュマさんのビデオの全面開示
(1/5) pic.twitter.com/ujt4HmEvqn
いろいろな方がデモに言及されているので、私(わたし)からは一つだけコメントしたいと思います。デモの行進中、先頭でスピーチが行われていましたが、そのスピーチのなかで「当事者(難民・外国人)の方は帰らないんじゃなく帰れないんです!」というフレーズが連呼されていました。
このフレーズについて思うことは「帰れない」という当事者の置かれた不当な状況を強調すると同時に「帰らなくて何が悪い」ということもまた強調していくべきではないかということです。「帰らない」という自発的な意志もまた、不条理や葛藤を経て決断されたものであるはずです。たとえ葛藤の程度が軽いと他者から判断されてしまうような決断であったとしても、本人の意志は尊重されるべきはずです。本人の意志ではどうにもならない状況のみを「救済」の対象として表象することは、運動だけでなく権利行使さえも後退させるようなものだと思います。SNS上ならともかく、志を同じくする人々が参加する現実のデモであれば、もっと「わがまま」な主張をしてもいいのではないかと思いました。
とはいえ、今回の示威行動は入管闘争として大成功だったと思います。デモを企画された主催の方々に敬意を表します。
入管問題や難民、仮放免者の置かれた状況は複雑で理解しづらいところもあります。入管問題について勉強したい方がいましたら、以下の本が参考になると思うのでお読みになってみてください。