2024-01-01から1年間の記事一覧

社会運動における結果主義の問題

日本の社会運動における3つの傾向 結果主義とは何か 「女性が闘わないから女性差別がなくならない」? 結果主義は現状肯定のための主張である 業績が欲しい運動家たち 属人主義と結びついた結果主義はハラスメントや暴力を看過する 結果主義はサバイバーの葛…

一橋大学で差別禁止ルールの制定を求めた有志は反トランス本の出版中止要求を擁護せよ

KADOKAWAで出版企画が頓挫したアビゲイル・シュライアー著『あの子もトランスジェンダーになった』(邦題)が産経新聞出版から刊行されるという。 www.sankei.com トランス差別に加担する「左翼」たちが産経に「ありがとう!」とお礼を言っているらしい。 この…

震災後の障害をめぐる言説について

#障害者を消さない というハッシュタグ #能登の障害者に届け プロジェクト 「反優生思想」一辺倒の社会運動 「ともにある」ために 1月1日以降、能登半島地震の被害状況を毎日追っていた。発生当初から政府の初動対応の拙速さや被災者への対応の劣悪さについ…

「活動家ガー」という時の「活動家」とはいかなる存在を指しているのか

他者化の動員としての「活動家」 労働倫理の形成 労働倫理から逸脱する「活動家」 シスジェンダーはなぜ「特権」を否定するのか 労働倫理とジェンダー規範 他者化の動員としての「活動家」 日本のジャーナリストは本当に腐敗がすさまじいと思う。 私は原書を…